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(バレンタインの存在を蜜樹ちゃんのツイートで思い出した僕です(爆)
本命チョコにまつわる呼雪、火野、池本の短文詰め合わせ。西ノ宮は受験勉強中です←
そして絶対バレンタイン過ぎちゃうと思ったら3人しかいないせいかあっさり書き終わったという^q^
改めて男女人数比がじゃっかん偏っているなと実感しました。女の子少ない(笑)
そして今再び女の子作りたいブームメントといいますかね、女の子に飢えてる←
東西南の本格参戦ももうあと2ヶ月切った感じですか。時間経つの早いなぁ…(´◇`)
北はもうプロフ作らない疑惑が出てます← ブログ・ついった限定登場みたいなね(^q^)
同時に地水草は2ヶ月もないくらいで卒業かぁ…いやはや本当に早い早い。
機会があったら3人の1,2年生時代とか書きたいなぁ。スタートから先輩である彼らの後輩時代。
まぁ最悪書かなくてもついったにぼとぼとと俺得で呟きまくると思いますが\(^o^)/
一部、鴻上教師事情に捏造があります。というよりは想像というか。余り気にしないで下さいな^q^
追記より冒頭通り小話3本ですー、暇潰し程度にどぞー)
◎呼雪の場合
バレンタインが既に目前となってきたとある休日。砂原呼雪は寮内の自室のキッチンでかれこれ数時間格闘していた。部屋の端に置かれたベッドの上には、フルーツ柄で統一されたスペースには似合わない雰囲気の男―兄である地結ががごろりと寝転がり散らばる漫画を読み漁っていた。
「あああああもおおおおおおおッッ!また失敗した!」
「こーゆーきー、俺流石に飽きてきたんだけど」
「じゃぁ食べなきゃ良いじゃん!僕別に食べろなんて言ってないよ!」
「いやいや、失敗作に罪は無いからね」
そう言って調理スペースに乱雑に放られた“少し”焦げてしまったチョコブラウニーを、いつのまにかベッドから呼雪の斜め横に移動していた地結は口に運んだ。決して味は不味くない。寧ろ何度も何度も失敗を繰り返しているからか、1番最初に作ったものよりも格段と味の向上が出来ていた。ちなみに地結が処理した失敗作の数は大分前に二桁を突破している。“少し”焦げてしまったチョコブラウニー。もしこれが、なんでもないただの友人へ宛てたものならば、確実に妥協してとうの昔にラッピングまで済ませているだろう。しかし呼雪が頑なに妥協しない理由はただ1つ、チョコブラウニーの宛先が想い人だからという一点のみだ。
「上手く焼けないなぁ…なんでだろ」
「でも確実に美味くはなってるんだからさ、もうちょっと頑張りなよ。残骸は食べてあげるから」
「ユイちゃん…、」
珍しくストレートに口にされた兄からのフォローは単純な呼雪には見事に響いた。末尾に気になる部分はあったが、それでも意欲を失いかけていた呼雪が再び奮起するには充分だったようだ。普段は何一つ兄らしい素振りをしない地結だが、それでも最低限の兄としての扱いはきちんと心得ていた。
甘いものが好きかは知らない(この事実に呼雪は調理前から多少気分が降下してしまったのだが)からとびきり甘くすることは出来なかったけど、それでも苦味よりは断然甘味が引き立つような味付けを施したチョコブラウニー。ラッピングはどうしようだとか、何と言って渡そうだとか、そこまで考える余裕は呼雪にはまだ無いものの、少しでも美味しい物を食べて欲しくて。“よしっ”と一言意気込んでから再び呼雪はチョコレートを湯銭し始めたのだった。
(そろそろ告白でもするの?)
(へぁっ!?、こっこここここここくは、告白!?)
(何だかんだお前の片想いも1年経つし―ってああもう驚きすぎだろ、手元よく見なさい)
――
呼雪から禊萩くんへは手作りチョコブラウニー。
呼雪らしくラッピングもポップだしブラウニー自体もポップにパウダーを塗してあります。
禊萩くんは甘い物が好きとのことですが、呼雪はそれを知らないのでそこまで甘くはしてないです。
でも決してビターでもない。甘味成分の方が強めてあるのは単に呼雪の好みです←
◎火野の場合
「エミカー、こんな感じで良い?」
「あ、うん。…わ、流石祈織くん、やっぱり上手だね」
森山が暇潰しがてら火野の部屋へと突撃した日がバレンタイン目前だった、というのは決して意図的ではなく偶然の産物である。偶々突撃をかますと、その部屋からはふんわりと甘いチョコレートの匂いが漂っていた。森山はすぐにその香りの意味に気付いては、予想通りキッチンに立っていた火野を見つけた。
火野が作るチョコレートの量は思いのほか多い。クラスの親しい友人や部活の人達に限らず、今年はクラスの子ほぼ全員に配ることになった。それは一重に火野が文化祭にてキッチンに篭もっていたことが起因する。折角だからほしいと言ってくれる子が増えたのだ。去年は料理の腕を披露する機会がなかったので親しい友人や部活の人達だけに限られたのだが、今年一気に増えた生産量も火野にとってはさほど苦では無かった。そしてこれに似た事例は中学でもあったので、余り動揺することもなかったのが事実だ。しかし火野にとって一番厄介だと思うのがラッピング作業だった。
決して不器用ではない、むしろ家事においては器用過ぎる方である火野なのでラッピング作業も本来は楽しいのだが今回ばかりはその量に多少なりとも辟易としていた。そんな中で登場した森山が“んじゃ俺手伝うわ”と申し出てくれたのが火野には有り難くて仕方が無かった。森山が作業を始め数十分もしない内に半数以上を終え火野もノルマを作り終えラッピング作業へ移行したので、結果的に森山が訪れて1時間もしない内に全てのラッピングが終了した、―と思えたのだが。
「ありがとう祈織くん、助かっちゃったよ。ぁ、これ、お礼と言っては難だけど余ったチョコで作ったクランチ」
「マジで!あっりがとー、……でもさエミカ、」
「…?、なぁに?」
「これで全部、じゃねーよな?」
「……っ!?」
「本当エミカって変に抜けてるよなー!これ、1つだけ全然種類が違うラッピング袋!俺見つけちゃったー」
「そっ、そそっ、それはその、予備でっ」
「えー?、他の友チョコは女は黄色、男は緑で統一してんのにコレだけピンク?」
「う、えと、」
既に察しが良い森山は、1つだけ種類が違うラッピング袋の意味をきちんと理解していた。それでも尚問い詰めるのは、火野を母通り越して祖母のように慕う森山のちょっとした拗ねだった。
(…あーあ、エミカもついに好きな人出来たのか)
「ほーら!、何が終わっただよ、本命さん作っちゃえって!まだまだ材料あるんだろ?」
「ほんめっ…!?」
「あーはいはい、分かった分かった。ならいつも世話になってるとかさ、お礼ってことにするから!早く早く!」
ぐいぐいと火野の背中を押し、再びキッチンへと火野を立たせる。本気で作る気が無かったのかこの展開に火野はあわあわと混乱しているので冷蔵庫を勝手に開いてみる。するとそこにはまだ封を開けていない、そして火野が友人用に作ったトリュフには必要が無いケーキを作る材料がしっかりと揃っていた。それを見て、森山は苦笑を浮かべてそれらを取り出して、そそくさと逃げようとする火野を捕らえては発破をかけるのだった。
――
火野から新名くんへはしっとりココアケーキ。ラッピングはシンプルだけど丁寧。
ちゃんと自分でやりました。もし森山が気付かなかったら意気地なしな火野は作らなかった、
もしくは友人用と同じものを渡していた可能性が高いのでよくやった森山キューピッド状態。
あとは渡せるかどうか。そして森山と火野は正におばーちゃんと孫←
◎池本の場合
その日の予定とバレンタインと書かれた日付が、同じ週に重なるようになってきた頃。池本は北河と共に出張で麓の学校へと訪れた。そしてその帰り道、思ったより仕事が早く片付いたこと、そしてその日の移動手段が北河の車なのを良い事に池本は普段余り出来ない買い物をすることにした。無論、車の持ち主である北河も道連れだ。
「…おい池本、そろそろ帰るぞ」
「ちょっと待って!、こんな所に来る機会なんて滅多にないんだから!」
今2人が訪れているのは、電車の駅と繋がっているデパ地下のスイーツコーナーだった。つい先ほどまでそのデパートの上方で衣服を眺めていたのだが、146cmという低身長に分類される池本に合う服が中々見当たらなかったので早々に移動したのだ。やはり普段通っている衣服屋が一番だ、とこの時池本は実感した。更にこんな仏頂面と来るよりは同僚だったり友人だったり、“色ちゃんにはこれが似合うっス!”といちいち色んな所から引っ張り出してくる妙にセンスの良い幼馴染と来た方が有意義だと判断した。
バレンタインが近い今、何かとチョコレートやココア製品を推すポップが目立った。この時期特に仕事に忙殺されている池本は悲しいかな、このポップでバレンタインを思い出し、折角だから幼馴染と職場で配るチョコレートを買ってしまおうと決めたのだ。
「宙渡は甘いのダメだから、ビターで…、職員にはどうしましょ」
「つか生徒に渡して良いのかよ」
「今北河先生が即却下しないのが答えじゃないのかしら?、それに宙渡は弟みたいなモノよ」
「そりゃそうかもしれねーが、」
「あ、ねぇ北河先生、これとかどう?貴方でも食べれるんじゃない?」
そう言って池本が指差したのは36個入りの様々な味や種類が詰められたミニチョコレートが入ったものだった。個性豊かな教師が多い鴻上だが、職員も基本的には寮住まいということで飲み会等が行われることは少ない。なので職員の大体の味の好みすら分からないので、池本は手っ取り早く甘い物が苦手な北河がOKなラインを探すことにした。またこの詰め合わせなら甘いミルク味のチョコレートもあるので甘党職員でも大丈夫だろう。
「お前もそろそろいい歳だろ?、恋人とかいねーのかよ」
「ハッ、北河先生にだけは言われたくないわね。私より10個以上上な癖に独身さんじゃない」
「うちの教師はみんなそんなもんだろーが!」
「なら妙なちょっかい出さないで頂戴!」
と、口ではきゃんきゃんと北河に噛み付いた池本だったが、実は内心ではドキドキと心臓が強く跳ねていた。北河の問いかけで一瞬、ほんの一瞬だけ浮かんできたとある男子生徒がいたからだ。しかし池本はそれを強引にかき消した。相手は生徒で自分は教師なのだからと、その真面目な心で自身の素直な気持ちに蓋をした。…したはず、だった。幼馴染へのビターチョコと職員用のチョコレート詰め合わせを購入し、北河が折角だから酒のストックをと言って寄ったスーパーにて、池本が自分用のチョコレートとは別に冬季限定のショコラ菓子を買ったことは、池本しか知らない。
――
池本から綾城くんへは市販のショコラ菓子。イメージとしてはメルティ●スです(爆)
更に、渡すために自分から綾城くんを探す真似をしないので渡せるか正直不安な所で…!
現時点で池本の素直はこれが精一杯です。あとは文中と同じく教師として蓋をしてしまいますorz
そしてしれっと北河さん登場。古典辺りの担当で30代半ば過ぎをイメージ。
基本的に池本は年上(目上)には敬語ですが、北河とは色々あって仲が悪すぎて寧ろ仲が良いです←
その色々、とかちょっとした詳細も書いてみたいけど如何せん北河さん現時点で玉子宅モブだし^q^
傍から見たら夫婦漫才な領域なんですが、お互い死んでもこいつとは夫婦になりたくない!!です←
そういう意味では呼雪・南雲と同様に男女間での友情の究極系に近い形だったりします。蛇足。
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