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ゆめを見るユメを視る

某掲示板サイトでの我が家の阿呆共のどーでもいいお話。

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滲まない青

  


  きみは いったい どこにいるの?





(ルビサファジストの3人にとってスウィンナートンは言い過ぎて神様みたいな、女神様みたいな人です。
 自分のことが大嫌いな、死ねって思う自分を助けてくれた、生きる価値を与えてくれた、そんな人。
 そんなスウィンナートン自身も家族っていう絆、友達っていう絆が大事で大事でしょうがない。
 でもそんなスウィンの気持ちを、サファイアは全く理解していないし、理解することができない。
 その事実が、スウィンはとても切なくて、悲しいのです。だから自分が家族になってあげられたらって、
 絶対に言葉にする事は出来ないけど思うのです。スウィンの中に残っている小さな短い独白)



「ねぇ、もしなんでも1つ得られるとしたら、   は何がほしい?」
「んぁ?何だそりゃ、なんでも良いのかよ」
「もしもの話だし、難しく考えなくていいよ。かるい気持ちで」
「なんでいきなり」
「私ね、一度で良いから友達と子供みたいな“もしも”話をしてみたかったんだ」

「くだらないこと話して、ばかだーって笑いながら話してみたかったんだ」
「今は   がいないから、ちょっと物足りないけど、ね!」
「仕事だからしゃーねェだろ」
「もぅ、分かってるよ。で、で!   は何が欲しいの?」
「えー……、んじゃ、かぞく」

「……え?」
「だから、家族だよ。かーぞーく。何でも良いんだろ?おめェが言ったんじゃねェか」

「俺は、そーゆー、なんつーのかな。あって普通なモノを何もしらないから」
「だからこそ、俺はそういう、切れない何かが欲しい」
「離れてても、傍にいても、証拠になるものがなくても」
「絶対の保証になる何かが欲しい」

「それの代名詞は、多分、家族だろ?」
「一度繋がっちまった血は、絶対に解けねェんだから」
「だから、欲しいなってちょっと思った。ほんとちっせェ頃に、ちょっとだけな」

「……?、オイ、    ?ちょ、黙るなよ。なんかうがー!ってなんだろ!」
「おい!おいってば!うーつーむーくーなー!笑ってンのか!あー言わなきゃ良かった!」





―――私が渇望して止まなかったものは、彼にとっては子供のもしも話だった。
(私にとって家族は、私そのものだから)
―――私が冗談で済ますことが出来ないものは、彼にとって夢幻そのものだった。
(私にとって家族は、私を作り上げた現実だから)


何の悲しげもなく楽しげに細める青に、何故だか私はとてもなきたくなった。





滲まない


(滲む視界が更に君を遠ざける)
(手を伸ばせば握り潰せそうな距離なのに)

















(きみがとおいよ)









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