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「諦めてるんじゃないよ、諦めるも何も、望みが最初っから叶いやしない望みなだけなんだ」
(まさかの連日更新!← 相変わらず熱や波に左右されて書くタイプだと実感しました(ァ)
ポチるぅちゃんが草谷を貰って下さるとのことで…!未だに信じられない僕がいます(待て∑)
貰って頂けた後は多分ハッピー脳な僕はシリアス話を余り書けなくなってしまうと思うので今の内に。
過去を草谷目線でさーっと一通りなぞった独白と見せかけての地結とちょっとお話してる感じです。
心境メインってことで本当は熊本弁で書こうかな、と思ったんですが読み難くなりそうだから普通に。
本当は、5年後同窓会パロで草谷に余命が分かる程の重病を抱えさせようと思ったんですが、
その時はまだ過去詳細とかも書いてなかったし、青春も短すぎると可哀想過ぎたので止めました。
もし早い時期に地結が悠紗ちゃんを貰えていなかったら多分草谷と地結はやらかしていた設定かも←
地結お前本当悠紗ちゃんいて良かったなオイ…!因みにやらかしてませんからね!←
でも地結と草谷はもういっそ清清しいくらいに仲が良いというか、その範疇を超えているというか。
多分一度は周りから関係を疑われる感じです(爆)地結は人の為にイケメンスキルを発揮する男)
別に中二病を患っているつもりはないけれど。多分オレは、心から1番誰かに愛して貰える日なんて来ないんだろうなって思う。
顔も知らない(というか覚えてない)両親はオレのことなんてすぐに捨てた。どうせならオレも一緒に心中の仲間に入れてくれれば良かったのに。オレも一応、アンタらと血を分けた立派な家族の一員である筈だったよね?
ばーちゃんはもうオレの事なんて大嫌いです!なんてオーラを遠慮無く撒き散らしてくれていたから、却って気を遣わないで済んだし今となっては有り難く思ってる。嫌いって思われながら世話を焼かれるより数倍マシだ。とはいえ、流石にじーちゃんと喧嘩した時にオレに花瓶を投げ付けて八つ当たりするのは嫌だったな。濡れるし痛いし割れて更に破片で怪我するし。
じーちゃんは…どうだったんだろう。嫌い、なんて一言で言い切るには色々と違和感とか、物足りなさを感じる。でも愛されてはいなかったって断言できる。身の回りのお世話する人とかは“歪んだ愛”なんて言い方をしていたけれど、あんなの愛でもなんでもない。愛だなんて認めない。人を痛めつけることのどこが愛なんだ。
そんで、小倉さん。あの人だけはオレのことを“人”扱いしてくれた。オレの部屋に来るといっつも流行りの漫画とかゲームとか、色々持って来てくれて。パソコンもテレビも無いオレの部屋に色々な情報源をもたらしてくれた。面白い話とかも聞かせてくれた。でもあの人も結局、オレのことを“1番”愛してはくれなかった。否、それは当たり前のこと。単純にその時にはもう小倉さんには1番愛する人や、家族がいたんだ。オレが入る隙間なんてどこにもない。というより、オレがその隙間に入り込んじゃいけないんだ。だから小倉さんは悪くない。悪くない、けど。1つだけ本音を言うなら、オレが拒否したとはいえ、強引にオレも連れて行って欲しかった。嫌だ大丈夫だって喚くオレを強引に引っ張って欲しかった。でもそれはオレの勝手過ぎる我侭だってことも、ちゃんと分かってるんだ。
結局オレは、あの家で誰にも愛されないまま出て行くことになった。やって来た東京の街。ビルは大きいわ人が多すぎるわでとにかく吃驚した。そんで、迷った。一応新しい“家”である施設があるけど、そもそもその施設に帰ることが困難で。そんな時に限って、オレはあの家で刻み込まれた熱に対する欲求が沸いてきた。まぁそりゃそうだよね、毎日のように全裸で腰振る生活送ってたんだから。
一応、それが犯罪に当たるって知ってた。でもオレにはそうは思えなくて。適当に横を通る大人を引っ掛けて抱かれたり抱いたりするようになった。お金は要らないって最初は言ってたけど、何を勘違いしてるんだか皆行為が終わるとたんまりお金をくれるから遠慮無く貰っておいた。今思うと、オレがよく出没した街もなんだか可笑しかったんだろうな。だっていくら当時のオレの外見が中学生の割りには大人びていたとはいえ、明らかに未成年なのに誰も警察に連れて行こうとはしなかったんだから。あ、それはあくまでオレが引っ掛けた人であって、警察に声をかけられることはあったんだけどね。オレはその度に迷子って言って施設に帰して貰った。だって、迷子だったのは事実だし?
鴻上を見つけたのはただの偶然。施設が用意してくれた高校パンフの中に鴻上があったから。他にも色々とそれこそ全寮制だったり、寮がある学校とかのパンフがあった。この時点でオレは施設を見限った。だってオレを追い出したい感丸出しなんだもん。そんな所、居心地が悪いだけでしょ?ちなみに鴻上を選んだちゃんとした理由は、1番孤児に対する、学費とかの減額やケアが充実していたから。まぁ毎月、一応実家に当たる草谷の家から結構な額が振り込まれていたんだけど、やっぱりお金は出来る限り節約したいし。今は口止めとして振り込まれているけど、それがいつ途絶えるかも分からないし、ね。ただ唯一心配したといえば―オレの溢れんばかりの熱を受け留めてくれる人はいるのかな、なーんてことだったかも。我ながらどうしようもないね、本当。
オレは、身体からオレの心を手に入れようとする輩が大嫌いだ。だから続けて同じ人とヤろうなんて思ったことはない。偶にヤっててさ、愛してるーだの好きだーだの、色々言ってくる奴がいるんだけど。オレにはどの言葉も萎える言葉だ。だって情事の最中の言葉なんて何よりも信用出来ない言葉だし、それなら殴られながら告白された方が余程信じられるってもの。勘違いも甚だしい。本当勘弁。そもそも気持ち悪いですごめんなさい。だってアンタが愛してて好きなのは、俺とヤることでしょ?だってオレがそうなんだもん、アンタとヤることを愛してて好き。だけどアンタ自身は愛してません。…アンタもオレに対する感情はそれなんでしょう?…なーんて思っちゃうんだよね、実際。生意気?贅沢?それこそ勘違い?…、そうかなぁ。
ひょんなことでオレは地結と出遭った。今の所、オレが1番愛してる男。あ、勘違いしないでね、友情だから。吃驚するぐらい地結って美人なのに、吃驚するぐらい欲情しないんだよね、オレ。あの手の顔好きなのに。だからオレは気づいた。オレは本気で地結が好きなんだって。あ、繰り返すけどマジで友情だから。でも地結だって1番愛してる子はオレじゃない。結局はオレが望む奴じゃないんだ。それでもオレが地結の傍にいる理由。まぁ出会いが結構衝撃的だったのもあるな。つっても、オレが1年の時、先輩と空き教室でヤッてる所にやって来て「そーや、だっけ。明日の朝、現文のプリント提出だってさ」なーんてわざわざ言ってきたんだけなんだけど。知らなかったとかハプニング!とかじゃなくて、ちゃんとオレがヤッてるの知ってて。どんだけ肝据わってるんだーって話。ぶっちゃけ萎えたけど思わず笑った。それから地結がオレにそこそこ絡んでくるようになった。今じゃすっかり立場逆なんだけど。当時のオレはちょっとスれてたから素っ気無くって。でも地結は全然気にしないで話しかけてきた。あんまり覚えてないけど、オレが心を開いた切欠は「だってお前は俺の友達だろ」だったかなぁ。あ、言われたのはあの出会いから2日目ぐらい。今考えるとそれも凄い。因みにオレを完全に落としたのは「俺はお前がいないと駄目なんだよね」だったか。どんな口説き文句!?って思うよね。
そんなこんなで、地結は今の所、オレの全部を知ってて、受け留めてくれている奴。でも繰り返し言うけど愛してくれている奴じゃないんだ。オレが今1番欲しいのは、オレのことを1番に愛してくれる奴。べたべたしても怒らないでくれると尚嬉しい。オレの全部を受け留めて、オレだけを愛して欲しい。…あーあ、言ってたらすんごい虚しくなってきた。だっていやしねーもん、そんな人。
「諦めてるから駄目なんだろ、おばか」
「だってしょーがねーじゃねっスか。事実ですよ」
そう、事実だ。どこの世界にこんなしっちゃかめっちゃかな昔話を持っててバイで、誰とでも構わずヤっちゃうオレを真摯に愛してくれる人がいるものか。だってそもそもオレが人を愛す気がないんだから。つかヘタしたら相手にして貰えなかったら欲求不満で浮気しちゃうかもしれないのに。オレが人を愛す自信が、全然無いのに。
そう言って膝を折って顔を埋めた。そしたら地結に頭をぐしゃぐしゃ撫でられた。加減しないで撫でるのは地結のちょっとした癖だ。そんでぽつりと呟く。
「…だいじょーぶ。世界は広いからきっといるさ、お前を心から愛してるなんて言う、おばかで物好きな奴」
「…慰めの割に随分ひでー言い方じゃないです?」
「そ?俺の最上級の愛情だけどいらない?なら返せ」
「ああ嘘!嘘です!返したくねーっス!」
「そう」
地結は笑った。あーあ、無駄にイケメン。つか寝始めたし。もう何なの。地結はああ言ったけど、本当かな。オレにはとても信じられない。でも、でも。まだ希望があるのなら。早く現れて下さい。オレを早く助けて、慰めて愛して、愛して愛して愛して、なーんて。
(――、有り得ない話なのにね)
オレは可笑しくなって、思わず笑った。
涙を枯らした諦観青年
(笑って笑って、辛いときも悲しいときも笑っていたら)
(誰か愛してくれるのかな?愛してくれないのかな?)
(そんな本音は誰にも知られないように嗤って押し隠して、)
(最後に邪魔になったから、丸めてポイって、)
(捨てた)
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