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紫の瞳の淡々とした思い。
(BGM:あばずれにブルースを /しまこさっくP氏)
ゆらゆら、ゆらり
目の前の紫煙が天井にぶつかっていく。
何となく目で追うのが楽しくて、つい何度もそれを追う。
それに気付いた女が、フッと口角を上げて不適に笑った。
「———リナリア、良いの?もう昼よ」
「構わないさ。眠いし、眩しいし。もうちょっと寝てる」
そう言って俺はぬくぬくとした、でもどこかしっとりとしたベットに潜り込む。
その合間に見えた女の首筋には、俺みたいに大量の紅も噛み痕も見当たらなかった。
***
目が覚めた時、そこには誰もいなかった。しまった、しくったな。
枕元に置いてあったレシートの裏の走り書き。そこには日付と時間だけ書いてあった。
嗚呼面倒くさいな。俺が純粋に君だけを愛していると思っているようだ。
まぁ仕方が無い事だけど。だって俺がわざわざそう見えるように仕向けたのだから。
誰もいなくなったベットから抜け出す。早くシャワーを浴びて、ラルドに見つかる前に帰ろう。
ひんやりとした床から冷たさが身体に染みる。この感覚は、嫌いだ。
目が覚めた時に消えているぬくもりも、
床から感じる冷気も、
誰もいないんだ、と思わざるを得ない静寂も。
全部全部、全部きらい。
点滅している携帯を開けば、液晶画面にはついさっきまで隣にいた女のアドレス。
開けばたった一言。“リナリア、寂しいのならいつでもいらっしゃい”、ただそれだけ。
リナリア?誰それ。
一瞬思って、すぐに思い直す。あ、それ俺じゃん。
寂しがりやで、甘えん坊で、ちょっと子供っぽい。それが俺が創った“リナリア”。
だから“リナリア”にはどこか包容してくれるような、静かで大人な人間が集まって来る。
ここ1週間以上、clownの屋敷には帰ってない。
“リナリア”の“お友達”と所を点々と回っては、こうして沢山の痕を付けられる日々。
お陰で毎日毎日腰は痛いし半袖は着れないし。でも、それでも止められない日々。
ああ、いっそこのまま“リナリア”になってしまおうか。
“アメジスト・イーリン”をどこか遠くへくしゃくしゃに捨てて、
素直で無邪気で子供っぽい、そんな“リナリア”になれたらどんなに楽で幸せだろう。
なーんて、ね。
ゆらり、ゆらゆらり。
女が置いて行った煙草を物の試しに唇に挟んで火を点ける。
「何これ、にっがい」
余りに苦くて吐き出した紫煙が空を登る。
その煙は、俺の瞳と同じ色をしていた。
(アメジスト、エメラルド!この花はなんて言うの?)
(知らないよ、興味ないし)
(これは“リナリア”ね)
(リナリア?)
(そう。確か、花言葉は———、)
私の恋を知って下さい
(懇願に限りなく似た、胸の奥の恋心)
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コメント
1. こんにちわーっ!
アメジスト君切ない…!最後の花言葉にやられました><
いや、前々記事辺りでボカロ曲×君キャラ小説と聞いて実はwktkでした(爆)
自分もたぶんけっこうなボカロ厨なのd←
あばずれにブルースを、ジスト君に合ってて素敵だと思います^ω^
もう、ボカロ曲×君キャラ小説とか需要ありありですから!ばんばん書いてほしいです!←
んでもって読みやすくて、羨ましい文才…!
分けてください!切実に!(黙ろうか^^^)
と、これからも度々御邪魔致しますと思います…!(ちょ)
乱文失礼しましたー^^
2. リオンちゃんは俺のよm(爆)
切ないとかね、言って貰えると凄い嬉しいです…!(きゃっ←)
ジスト=あばずれで即一致した僕は親としてどーかと自分で思いましt(ァ)相変わらず名曲クラッシャーです^q^。
ちょ、ちょちょボカロ曲コラボに需要があるとは思わなかったです、ぞ…!どうしよう僕調子に乗っちゃうz(ドキドキ)
文才はナッスィングなのです><
君の方が全然と有ると思うよ!v
うわんこんなブログで良ければいつでもどぞどぞ>///<
僕も君の素敵ブログを見て超2828してるなんてそんなまさk(暴露)
ご訪問及びコメントありがとーございましたっv