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ゆめを見るユメを視る

某掲示板サイトでの我が家の阿呆共のどーでもいいお話。

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たかが従姉弟、されど従姉弟。

 




 偶には、瑠璃が疲れちゃった時ぐらいは。お兄ちゃん扱いしてくれたってえぇんよ?





(微妙に「Calling」から繋がってる感じ。アドルフ君とどんちゃんしてからまだ本調子が出ないラズリ。
 たったの半年だけど、それだけでもパールの方が年上で、何より寄りかかれる人なんだって話。
 奇跡の更新率だよ!3日連続って!明日も多分できれば更新するつもりです。わお!

 もし自宅キャラで誰か1人婿にしろって言われたら多分迷わずパールを選ぶ僕です。
 もしくは性転換トルマリン。でも正キャラって事でパール。奴の包容力は 我ながら 吃驚だぜ!←
 でも同時に眠りつつある腹黒設定というか、黒真珠(我ながらうまい←)の文もちろっと書きたい

 蜜樹ちゃん宅のアシャンちゃんをちろっとお借りしてます。
 従姉弟はアシャンちゃん無しで語れなくなっている^q^b駄目だったら即行言って下さいまし><)



結論から言おう。疲れた。

乗馬鞭のお兄さん(こんな覚え方で失礼とは思うけど名前知らないし)と一発やり合って、
これまぁ見事にボッコボコにされたアタシは、約1ヶ月ぐらいずーっとベッドと恋人同士。
本当は半月も経てば全然平気だったのに真珠を中心に妨害。平気やない!って何回言われた事か。
漸くベッドと破局して久々の任務だってのに、1ヶ月って時間はアタシの身体を鈍らせるのに十分で。
特に何か失敗とかした訳じゃないけど、何か異常に疲れた。……齢?アタシもそろそろ本格的にアラサー入っちゃってる?

任務終わって、ルビーに報告書だけパパッと渡して軽くシャワー浴びて。
まだ髪が乾いてないけど思いっきりベッドと復縁しました。要するにベッドにダイビング。
一度投げ出された四肢はもう動かなくて、瞼すら重くて。あー、髪乾かさないと怒られるのに。
あー、でももう寝そう。来てる。来てるよ睡魔ちゃん。アタシを超誘惑してる。あーあー、もう無理。

「ルーリーねーえー!ルリ姉ー!まだ起きとんのやろ!ちょお!髪乾かして無いやろ!」

何か外で喚いてる。真珠か?あーもー五月蝿いな。近所…いや隣室迷惑でしょ。
無視しよ無視無視。しーらない。今良い感じに睡魔ちゃんと戯れてるんだから邪魔すんなって話。
ってか髪乾かしてないって何で分かった。ストーカー?何真珠、アンタってアタシのストーカーなの?

「あーもー、勝手に入るで!ルリ姉、無駄に髪長いんやからちゃんとケアせなアカンやろ!」

おい、無駄って何だ無駄って。髪は女の命だぞ。つかアンタいちいち五月蝿いなオカンか!
あー、もう、睡魔ちゃんどっかいっちゃったよ。どうしてくれんの。バイバイ睡魔ちゃん、また後で。

「ちょっと、勝手にレディーの部屋入んないでよねぇ…失礼じゃん」
「だぁーれがレディじゃドアホ!風呂上りに思春期真っ只中の健全な青少年に全く優しない格好して大広間うろついてるような奴をレディーとは言わへん!未だにローズにぐちぐち言われる俺の身にもなれや!」
「はぁ?真珠意味わかんない」

何それ、どゆこと?確かに風呂上りにローズの所行くと通常の3割増しくらいの毒吐かれるけど、
あれはローズなりの愛情の裏返しで照れ隠しって知ってるし。耳がほんのり赤いんだよ、かーわいい!

「……もうえぇわ。ちゅーかやっぱり髪濡れとるやんけ。早よ乾かしなさい」
「ってゆーかさぁ、何でアタシの髪濡れてるって分かったの?ストーカー?」
「ちゃうわ!これ、借りっ放しやったやろ」
「へ?……あぁー、」

これ、って言われて真珠の手に有ったのは安売りで買った藍色のアタシ愛用のドライヤー。
真珠は人の髪とかケアにはアレコレうっさい癖に、自分の髪っつか容姿には無頓着。いや此処の男共はそんなんばっかりだけど。
特に真珠が娘って言って可愛がってて、実際アタシも超可愛がってる娘については殊更五月蝿い。あと真珠が最近気にしてるあの子についても五月蝿い。
話が反れたけど、その五月蝿い真珠の手にあるドライヤーは、アシャンの髪乾かすからって仕事行く前に貸した奴。

「ルリ姉、普段は大広間寄ってから部屋戻るのに今日は寄らへんのやもん。返しそびれる所やったわ」
「チッ、余計な事しやがって」
「何やてぇ!?」
「あーあー、五月蝿いってば」

しょうがないから上半身だけ起こしてベッドに腰かける。髪乾かしてって頼んだら真珠は面倒そうに溜息を吐いたけど、
何だかんだで近くのコンセントにプラグを差し込んで保湿スプレーとか取りに洗面所へ向かった。お人好しめ。
その間にまたアタシの元には睡魔ちゃんが誘惑しに来てたけど、遠慮無しにアタシのベッドに真珠が乗りあがった時のスプリングでまた睡魔ちゃんと暫しのお別れ。
胡坐かいてアタシの背中に回った真珠の背中にぽてっと寄り掛かったら“やり難い”って離される。
眠い身体には寧ろ背筋ピンと張れって言う方が無茶なんだけど。コイツ分かって言ってんの?

「ほな、熱かったりしたら言うてなー」

そう言って感じる熱過ぎない程度の熱風。昔舞踊とかしてたせいか髪の手入れが異常に真珠は上手い。
慣れた手付きで髪を乾かしてくるけど、もう本当眠くなるぐらい気持ち良い。頭皮マッサージ屋とかやれば良いのに。
何だかんだで髪が絡まないように優しく扱ってくるその感触が気持ちよくて思わず目を瞑る。あー、睡魔ちゃん再臨。今日はよく誘惑してくれるねぇ。

「……ルリ姉?まだ寝たらアカンで?起きやぁ」
「…ねっむい」
「何や、ほんま今日はお疲れやんなぁ。やっぱ久々の仕事は疲れたとちゃうん?」

ブローする音でちょっと声が聞こえ難かったけど、一応聞き取った。
やっぱり真珠からでも疲れてそうに見えたか。やばいなぁ、疲れを隠せないっていうのは私的に末期だ。
普段なら意地張って疲れてないとか言うんだけど、やっぱり今日のアタシは疲れてたのか。
真珠の胸板に寄り掛かってくあっと欠伸。コクンと頷いて素直に認めたら“せやろなぁ”って声が降って来る。

「まぁ、でもほんま復活できる程度の怪我で良かったわぁ。ボロ雑巾みたいな格好でフラフラになって帰ってきた時は肝冷えたで」

…ちょっと。ジストといい真珠といい、どうしてボロ雑巾なんて表現にしたがるのかな。本当失礼!
でもそれを言い返す気力が無い。それに関しては本当に色んな人に迷惑かけちゃったし心配もかけた。
あー、何か、やっぱ疲れてるんだアタシ。ちょっと感傷的になってきちゃった。鼻の奥がつんってした。
黙り込んだアタシに気付いたのか、真珠は溜息を1回吐いて、ぽんぽんって撫でて来た。
ちょ、アタシこれでも27だよ。アラサーだよ。いい歳した女が従姉弟、おまけに同い年に撫でられるって!
でも気持ち良い。何コイツの無駄なスキル。ほんと、アンタ女に生まれた方が色々良かったんじゃない?
父って表現マジで似合わないって。あ、でも“パーパ”って表現は似合うよ。すっごい似合う。
そんな事をぼんやり考えてたら、真珠が口を開いた。

「瑠璃なぁ、昔から何でも背負い込み過ぎやねん。もうちょっと頼ってもえぇんに。ちゅーか寂しいやん。
 敵いっこないって思ったら素直に助け呼べば良かったやん。携帯、ちゃんと持ってたんやろ?」
「……って言われてもねぇ」
「ねぇ、やないわ。悪いけど瑠璃の考えなんてお見通しなんやからな。伊達に血ィ繋がっとらんわ。
 まぁ、ちょお間があった時期もあるけど、どんだけ一緒におると思てんの。馬鹿やなぁほんま」

そう言われて軽く頭を小突かれた。真珠がアタシを瑠璃って呼ぶのは、本当にアタシにそれを伝えたい時。
もしくは本気でアタシに怒った時。とりあえず要するに、本音で喋りたい時だ。正直ちょっとくすぐったい。

仕方なしに一度だけ頷けば満足そうに真珠は笑った。気がする。顔見えないけど、何となく。
いつの間にかブローが終わったアタシの髪は、まぁ我ながら綺麗な髪だ。
実はちょっと染めてみたいなんて願望があるんだけど、色んな人に止めろって言われたから自粛中。
でもまぁ、確かにこの髪の鮮度?って表現で良いのか分かんないけどこれを捨てるのは勿体無いかな。
とりあえず、馬鹿って言われたのはムカついたから肘で腹を突いてやった。

「ちょっと、真珠の癖にアタシに対して馬鹿なんて偉くなったもんねぇ」
「ぅぐほッ……!?ぼ、暴力反対!ちゅーか俺ら従姉弟やんか!」
「関係ないね。ちなみに阿呆って言っても殴るからね」
「何やねんそれ!理不尽や!イジメや!自己中やなほんまに!!」
「今更っしょー」
「あーそーですねえ!今更ですねぇよぉ分かっとりますよ、えぇほんまに!ったく、ルリ姉のあほ!」
「いたっ」

ぺしっと頭を叩かれるけど口で言う程痛くなかった。あ、呼び方戻った。うん、やっぱこっちのがしっくり。
ムカつく程優しい奴。だからサファとかローズにヘタレって言われるんだよ。馬鹿め。ばーかばーか。
あーもう、無駄に体温高いんだよちくしょーめ。背中超温かい。人間カイロだよ、これ。

「……しんじゅぅー」
「なん?ちゅーかもう終わったし、退いて欲しいんやけど」
「ねむい」
「せやから終わったからもう寝てえぇよ。早よ退いてって」
「おやすみー」
「はいはい……ってちょお!誰もここで寝てえぇとは言うとらんがな!ちょお!俺も寝たいんやけど!」

ウェルカム睡魔ちゃん。アタシの胸に飛び込んでおいで!
そんな事を思った頃にはもう目の前は真っ暗で、段々真珠の声は遠のいていった。
明日は何をしようかな。あ、そうだ、アシャンと遊ぼ。怪我してる間ほとんど遊べなかったし。当然か。

何だか良い夢が見れそうな気がした。




たかが従姉弟、されど従姉弟


(目が覚めたらベッドにきちんと入ってて、何故か横にアシャンがいた)
(どうやら真珠が一緒に寝るように頼んだとか)

(……うん、流石、よく分かってるじゃん)



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